今日の精一杯。。

SAMURAI HOUSE

日光市(旧今市市)にある、築80年ほどのお客様宅です。

外国人のホームステイを受け入れておられ、大評判に・・・

いつしかSAMURAI HOUSE と呼ばれるようになったそうです。

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材木は、わざわざ会津から運ばれてきたそうです。

室内の意匠を観ると、どことなく会津の風情が漂ってきますね。。

いたる所に、職人たちのさり気ない想いが散りばめられています。

思わず、息を飲みます。

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手床。。(畳床)

手床の作り方には大きく分けて2種類。筋縫いと掛け縫いがあります。

これは筋縫いの手床です。

これだけ良好な状態の手床は、奇跡と言っていいでしょう。

ほぼ、作られた80年前のままです。

手床は先ず、菰を編みます。その菰をいく重にも重ね、ひと針ひと

針縫っていきます。

縫い上がると次に締め上げていきます。

筋縫いの場合、およそ900針/畳ほどで縫い上げられています。

身を削る、大変な仕事です。

現在、藁床は機械で作られるようになり、手床は一部の畳職人によ

って作り方のみ伝承されています。。

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蔵。。

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80年経過した今回の畳替えでひと手間を掛けた事で、更に100年

目は間違いなく迎えることが出来ます。

それまで私もなんとか、現役でいたいものです。。

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お世話になりましたね。

畳屋さん、お茶をどうぞ・・・

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