稲藁の畳床を作っている、ツノさんちに寄ってきました。。

 

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稲藁の畳床を作る機械(製畳機)です。。

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製畳機は縦に長~いスペースが必要なんですね!

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仕掛け台に、稲藁を縦横に重ねます。およそ1尺程の厚みになり、動力で一気に2寸弱(50ミリ程度)まで圧縮して同時に縫い止めます。。

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ツノさんちは代々の農家さんです。現在は畳床屋三代目の倅さんが後を継いでいます。

昔から農家さんは、冬場の農閑期に畳床の材料の一つ『藁菰』を編んで、畳床屋に卸していました。農家さんと畳は、深~い繋がりがありました。

50年ほど前、先々代と先代が一念発起!菰編みから脱皮して畳床を作り始めたそうです。この建物は菰編みの頃に建てたそうで、6~70年は経っていると言ってました。稲わらを塗した土壁は、今はなかなかお目に掛かれませんね。

近年農業形態の進化で、長い稲藁の確保が困難になってきた事。生活様式の変化に伴い畳が使われなくなって来た事。建材床に押されてしまった事で、いつまで稲藁床を作り続けられるかは分かりません。

おばあちゃんが『うどん作ったから食べて行ぎなよ』って、昼飯をご馳走してくれました。美味い!!

おじいちゃん、おばあちゃん、元気で長生きしてよね!良い事あっからさ。。

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