畳床乾燥殺菌処理機

二代目の畳床乾燥機です。室温85℃~90℃(畳床芯温50℃)で約2時間乾燥します。
現在は畳屋だけにとどまらず、全国の医療機関・宿泊施設等でも、ベッドやお布団の乾燥殺菌に使われるようになっています。
※畳床芯温50℃は害虫の卵までが死滅する温度です。
扉を開け、畳を乾燥室に入れます。一度に12畳まで乾燥できます。お布団の乾燥殺菌も出来るんですね!

畳床乾燥機の心臓部です。

畳床乾燥機の頭脳、制御盤です。温度・時間・熱交換を設定します。1分間に1℃の上昇ペースで優しくゆっくりと加熱しますから、畳本体に負荷を掛けないんですね!

バーナー。私と同じくらいの、熱つ~いハートです(笑)。

畳床の芯温を感知するセンサーです。

畳床に深く差し込みます。畳床乾燥では、芯温が要となります。

熱交換口(ダンパー)です。単に密閉された室内の温度を上昇させるだけでは乾燥機室の空気が汚れます。汚れた空気と新しい空気を常に交換して薬剤に頼らず、常時新鮮な加熱空気で温風乾燥殺菌する熱交換方式を採用しています。

外部から見たダンパー部分です。

これが畳床乾燥殺菌処理機のすべてです。これを踏まえて次稿では、畳床乾燥をする理由や意味についてご紹介して行こうと思います。

注:水害等で大量に水分を吸い込んでしまった畳床の復元は出来ません。。

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