丈夫で長持ち。。1

前稿でお知らせしました『琉球畳表』。琉球畳表と言えば縁無し畳・・・その何とも言えない素朴な織りと、半畳市松敷きにした時のデザイン性は現代の人達から大きな支持が集まっています。洋風なお部屋にもス〜っと溶け込んで行きます。私もとても大好きな畳です。
でも今も手織りで材料代が高い上に、縁無し畳は手間が掛かるので価格は決してお安くはありません。
琉球畳表を辿ってみますと元来、天然畳表の中でその強度が一番の特徴でした。現在でも強度を維持しています。柔道畳として使われていましたし、火気にも強い事から囲炉裏の部屋にも敷かれていたんですね。どちらも縁無し畳です。
でも琉球畳表に畳縁を付けて使っていたケースがありました。呉服屋です。
私が京都での弟子時代、伺った呉服屋の店内には必ず縁を付けた琉球畳表が敷いてありました。当時の京都の呉服屋はとても賑わっていて、一日中数え切れないお客様と反物を広げ商談をされていたんです。呉服屋は畳のハードユーザーでした。
京都は公家文化の都。市内では昔から縁無し畳文化は殆ど存在していませんでした。しかし呉服屋は琉球畳表の強度に目を付け、縁を付ける事で琉球縁無し畳と公家文化を融合させて行ったのではと考えています。琉球畳表がそれほどの強度を持っている証とも言えるのではと思います。琉球畳を縁付きにすると良い点が出て来ます。畳替えの価格がお求め易くなるんですね!
???畳縁って言う材料が増えるのにどうして縁付き畳は価格が下がるの?
そうですよね、そう考えるのは普通だと思います。一番の理由は機械化です。畳逢着機は縁付き畳製造用に開発され現在も進化しています。生産性がグ〜ンと上がったんです。縁無し畳は部分的にしか機械を使えないんです。まだまだ手作業に依る所がたくさんあるんですね。
ですから縁無し畳が高いのでは無くて、機械化され生産性が上がったお陰で縁付き畳の製造コストがグ〜ンと下がったと言うのが実の所です。昔は縁付き畳の方が高価だったんですよ。
いつかは縁付き畳を・・・憧れだったんですね!
話が脱線しましたね(汗)。
琉球畳表の強度は様々な場面・ジャンルで実証済みです。縁を付ければ縁無し畳と比べてずっと買いやすいとなれば、これを放っておく手はありません。掘りごたつの部屋・茶の間・子供部屋etc・・・、天然い草で『丈夫で長持ち』を一番に求めたいお部屋なら琉球縁付き畳を、その上デザイン性をプラスしたいならば琉球縁無し畳をご提案しますね。

【琉球畳表の原料:七島イ(三角イ)】
このままでは太すぎて畳表に織れません。草を二つに割いてから織り上げます。

【琉球畳表】
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【一般的な引目畳表】

【縁付き琉球畳】

【縁無し琉球畳】

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