今、頑張っている畳を応援しましょう!Vol 1
さて、梅雨も本番へと差し掛かって来ましたね!蒸し熱い日が続きます。7月に入ると、湿度に気温上昇がプラスされるからです。そろそろ室内がカビっぽくなって来ているかと思います。そもそもカビはどんな条件で発生するんでしょう?答えは「温度+湿度+栄養+酸素」、この4つの条件が合致した時に発生すると言われています。逆に、4つの条件の内1つでも除外する事が出来れば、カビの発生を抑える事が出来るとも言われています。どれなら除外出来そうでしょう?
先ず酸素はコントロール出来ないですよね!?次に温度。カビが活動を始める温度は10℃~35℃。一番活発に活動するのは25℃前後と言われています。人間が暮らす温度と同じなんですね。したがって、温度もコントロール出来ませんね!?
次は栄養です。カビは有機化合物と言われる自然、人工のものを問わず、すべての物質が栄養素になると考えられています。例をあげればチリ、ホコリ、あか、フケ、食べこぼしなど、人間が生活していれば普通に出てしまうほとんどすべての物質が栄養源になってしまいます。カビ菌(胞子)自体はいつでも空気中に浮遊しています。空気中のカビの菌(胞子)は、空気の動きが無い所の物質に付着(落着)して、適当な水分や温度・栄養条件が揃うと出芽し始め、菌糸(根っこ)を伸ばして生育し始めます。目に見えるカビは、出芽した胞子を見ているんですね。カビにとっての栄養を厳密にコントロールする事はなかなか出来ませんが、こまめなお掃除を実践する事で、ある程度栄養源をコントロール出来るんですね!
最後に湿度です。日頃から天気の良い日の換気が肝心ですが、梅雨時期に換気はなかなか難しいです。そこで除湿機・エアコンのドライ機能等の活用が有効になって来ます。湿度はコントロール出来ますよね!
以上の様な事から、湿度のコントロールとこまめな室内の清掃を実践して、ホコリやチリなどカビの栄養素を無くす事さえ出来れば、薬品等に頼らずにカビの発生を抑えることが可能になるんです。実は普段からの生活スタイルが一番のカビ予防対策なんですね!
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