和紙表・樹脂表・PP表

『私だけ・・・』を、自由気ままにデザイン出来る!

和紙表

和紙表は、短冊状にカットした機械すきの和紙を8回紙縒って1本の草状にして織機で織っています。

和紙表断面(画像クリックで更に拡大!)

樹脂表

樹脂表断面

樹脂表拡大

樹脂表

ポリプロピレン表(画像クリックで更に拡大!)

ポリプロピレン表断面

参考画像・天然い草断面(構造を比較してみて下さい)

天然い草断面画像(画像クリックで更に拡大!)

参考画像・稲藁(ワラ)断面

和紙表(画像クリックで更に拡大!)

樹脂表

PP表(ポリプロピレン)

***************************************************************

新素材(和紙表・樹脂表・PP表)ってな~に?

畳表と言えば【い草】ですよね!およそ1300年もの歴史があり、現在も畳表のスタンダードです。
前項http://syokuninkatagi.com/blog/?cat=25でもお伝えしました様に、私たちの健康で快適な暮らしをサポートしてくれる様々な機能・効用を秘めた素晴らしい材料です。ただ近年は日本人の生活様式・価値観・感性等が多様化して、場合によっては【い草】の畳が馴染まない場面も出て来るようになって来ました。『畳は良いんだけど、この部屋の使い方に【い草】はチョッと・・・?』。
そんなお客様のご要望に少しでもお応えする為に、開発された畳表が新素材(和紙表・樹脂表・PP表)なんですね!ですから新素材は【天然い草】とは全く違った、似て非なる材料だと言う事を頭に置いて向き合って頂ければ、失敗していまうリスクは避けられるように思います。
その為にも、今稿ではお客様に新素材ってどんな材料なのかを少しでもご理解いただけますように、肉眼では見る事の出来ない世界を画像を使ってお伝えしたいと思います。

新素材の畳表は大きく分けて【紙】系と【プラスチック】系の2種類です。樹脂・PPは表現こそ違いますが、どちらもプラスチックです。和紙表・樹脂表・PP表のいずれも傷み過ぎていなければ《い草表》と同様、裏返しが出来ます。

では先ず和紙表です。縁無し畳に好まれている材料です。
画像でお分かりかと思いますが、機械すきの和紙を短冊状にカットした原材料を特殊技術で8回紙縒り、1本の草状に仕上げ織機に掛けて畳表に織り上げます。拡大画像を見て頂くと、その構造がはっきり見て取れると思います。8回紙縒っていますので、少々の擦れが出ても同じ色が出て来る様です。

表面には撥水加工を施していますので、数年間は水系をこぼしたとしても素早く拭き取ればシミ等が付き難い特徴を持っていますが、過年とともに撥水効果は無くなっていきます。染料は化粧品にも使われている《顔料》を使用していますので、安心・安全です。紫外線による日焼け・色褪せ等が【い草】と比べてし難い事も特徴となっています。畳として使いますので、当然長い間には汚れますし痛みます。でも【い草】で見られるズボンなどに付着する《ささくれ》と言った傷み方はしない様ですが、徐々に綿埃に似た毛羽立ちは出てくる様です。新素材の中で、最も【天然い草】の風合いに近い材料です。
ここまでを読むと、和紙表は畳表として完璧な材料に聞こえると思いますが、【天然い草】が持っている優れた機能の『調湿性・芳香性・抗菌性・森林浴効果』等、空気清浄機能は持ち合わせていないのも、和紙表のもう一つの特徴なんですね!

次に樹脂表です。
材料の特徴は基本的には和紙表と似ていますが、異なる部分をご紹介しますね!
一番の違いは原材料です。プラスチックで作られていますので水系には真価を発揮してくれます。樹脂そのものには水分は一切染み込みませんね。ですからホテル・旅館・介護施設・ペット共生世帯等によく使われています。但し、高熱・火気には弱く溶け出してしまいます。太陽が長時間当たる部分は高熱を帯びますから、部分的に違う材質の敷物を敷かれる事をお勧めします。
製造方法はプラスチックをテープ状にして特殊技術で《熱癒着》させ、1本の草状にして織機に掛けて畳表に織り上げます。拡大断面画像を見ると、まるでキャベツの断面そっくりですよね!よくこんな技術をを考えましたよね、感心しきりです。


この構造にした1番の理由は《クッション性》です。確かに新素材の中では一番柔らかな触り心地を体現出来ますね!
ただ、擦れ等で表面の熱癒着部分が剥がれると《剝け》が出て来ます。水系が染み込まない事が特徴ですので、夏場などでのベトつき感は否めません。【天然い草】が持っている優れた機能の『調湿性・芳香性・抗菌性・森林浴効果』等、空気清浄機能は持ち合わせていません。染料は和紙表と同じ《顔料》で、溶かしたプラスチックに混ぜています。塗料で染めているのでは無いんですね。

最後にPP(ポリプロピレン)表です。
特徴はほぼ、樹脂表と同じですので違う部分をお伝えしますね!

新素材の中で《強度・硬度》は1番です。車椅子が回転したとしても剝けたりしない程の強度があります。プラスチックを溶かして「ところてん方式」で押し出し1本の草状に作っています。この製造方法の違いが表面強度を生み出しています。断面を見ると細かい穴状が確認出来ると思いますが、これは発泡痕で、ある程度のクッション性につながっています。高熱・火気には弱く溶け出してしまい、太陽が長時間当たる所が高熱を帯びる点も樹脂表と同じです。『調湿性・芳香性・抗菌性・森林浴効果』等、空気清浄機能は持ち合わせていません。ベトつき感も樹脂表同様ですが、織り方(綾織り)によっては健康サンダルの様な心地良い足触りが体現出来ますね。ちなみに私の自宅の玄関~廊下に【敷楽/綾織り】を敷いています。

以上、新素材のご説明をさせて頂きました。新素材の魅力はなんと言ってもそのカラーバリエーションと色の安定性ですよね!どんなラインナップがあるのかは、このアドレスhttp://syokuninkatagi.com/blog/?page_id=2002をクリックして見て下さいね。ご自宅の畳デザインを自由気ままに変身させる事が出来るんですね!!比較参考画像として、【天然い草】【天然ワラ】の断面画像もご覧頂けますよ!

コメントを残す